英国「Innovate Finance」主催による
”GLOBAL SUMMIT2016”においてFin Techを活用したフィナンシャルインクルージョン部門に日系企業として初出展いたしました。

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このサミットでは「FinTechでシリア難民救済はできないか?」ということが大きなテーマの一つとして掲げられていました。
難民の方は、国籍の違いから銀行口座や決済用のカードが作ることが難しく、給料日まで生活を維持することが困難な可能性があります。
私たちが開発するPaymingサービスでは働いた分の給与を担保に買い物ができるので、そのような場面でも生活を補うことができます。お金を借りて高い金利で苦しむこともなく、また生活の安定が犯罪の抑制につながるものと期待されるのです。

 

またもうひとつの大きなテーマは、

金融サービスを受けれない人たちにFinTechを使って金融サービスを受けられるようにできないか?」というものでした。

 

ビルアンドメリンダ財団がこのテーマでワークショップを主催し、私たちも参加しました。

アフリカや中南米、アジア等の途上国には、銀行がない地域が多く、銀行があっても口座維持手数料が必要な場合もあり、口座を持てない人が圧倒的に多いのです。
銀行口座がなければ送金もカード決済も利用できません。また、現金の持ち歩きは犯罪に巻き込まれる危険性もあり、抱える問題はとても深刻です。
そのようなアフリカで生まれたM-Pesaは、成人の80%以上が持っている携帯電話を使って決済や送金ができることであっという間にアフリカ、中東、インドへ広がりました。

FinTechの発祥の原点とも言えるサービスです。

 

我々の給与を担保に買い物ができるPaymingと、このようなサービスが連携できればKYC、マネーロンダリングなどの問題も同時に解決できるのではと期待をされました。

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