2019年10月29日

株式会社 大垣共立銀行
ドレミング 株式会社

OKBとドレミングが包括業務提携
~SDGsの実現に向け、FinTechを活用した「給与」サービスを推進~

 大垣共立銀行(頭取 境 敏幸)とドレミング 株式会社(代表取締役CEO 熊木 陽二)は本日、SDGs(持続可能な開発目標)の実現に向け、包括業務提携を開始しました。
 近時、経営課題として“人手不足”や“生産性向上”を挙げる中小企業が増えています。また、働き方や生活習慣が多様化する中で“柔軟な給与支払い”を求める労働者が増えています。
 ドレミングは「貧困格差を減らし、平和で心豊かな社会を築く」を事業ミッションに掲げ、中小企業や労働者が抱える労務・経済上の様々な“ペイン”を解消すべく、「無料の勤怠管理・給与計算システム」や「給与即時払い」、「デジタルマネーによる給与支払い・決済」などのサービスを開発・提供し、日本国内だけでなく海外からも注目を集めています。一方、OKBは地域の課題解決に積極的に取り組むことを通じて地域とともに持続的な成長を目指しています。
 こうした中、両社はお互いの知見と経験を活かし、中小企業・労働者双方の課題解決による  持続可能な社会の構築を目指し、ドレミングのプラットフォームを活用した共同施策を推進するための「業務協力に関する協定」を締結し、包括業務提携を開始するものです。
 本業務提携の第1弾としてOKBは2019年度中に、OKBグループの共立コンピューターサービス 株式会社(以下「KCS」)と連携し、ドレミングの勤怠管理・給与計算システム「Doreming」および給与即時払いサービス「My Salary」の導入・運用支援を開始します。
 OKB大垣共立銀行とドレミングはこれからも、FinTechを活用した新たな金融サービスの開発などを通じ、SDGsの実現に取り組んでまいります

■包括業務提携 概要

【 本件に関するお問い合わせ先 広報部 竹之内 TEL 0584-74-2248 】

以上

■提携第1弾施策の概要
1.「Doreming」「My Salary」の導入・運用支援(近日開始)
 「Doreming」とは、勤怠管理・給与計算・給与振込といった労務関係の手続きをワンストップで行える、ドレミングが提供するオールインワン型のクラウドサービスです。初期費用・運用費用とも基本無料であり、中小企業を中心に利用企業が増加しています。
 「My Salary」とは、「Doreming」の付帯機能として提供される基本無料の給与即時払いサービスです。従業員がスマートフォンなどから申請すると、定例給料日前に、勤務実績に応じて税金・社会保険料などを控除した後の給与を受け取ることができます。
 今般、提携業務として、KCSがドレミングのパートナー企業となり、「Doreming」および「My Salary」の導入・運用のサポート業務を行います。また、OKBは、地域の企業に対してサービスをご紹介し、興味をもたれた企業をKCSに紹介します。
・KCSによるサポート業務は有料となります。サポート内容やご利用料金などの詳細は、サービス開始時にOKB・KCSホームページなどでお知らせします

2.「My Salary」即時入金サービス(2019年度中に開始)
 給与即時払いサービス「My Salary」において、OKBとドレミングのシステムを連携します。これにより、従業員がMy Salaryの申請を行うと、雇用企業がOKBに開設した口座から給与相当額がリアルタイムで引き落とされ、さらに従業員がOKBに開設した口座にリアルタイムで入金されます。従業員にとって、「いますぐ欲しい給与が、すぐに振り込まれる」利便性の高いサービスが実現します。
・月曜日0時~7時は、即時入金が休止となります
・その他サービスの詳細は、サービス開始時にOKB・KCSホームページなどでお知らせします

■OKB大垣共立銀行の概要
OKBは、銀行の常識にとらわれることなく、常に“お客さま目線”、“地域と共に”の想いで「脱・銀行」に挑戦しています。年中無休で営業する店舗やドライブスルー店舗、移動店舗、手のひらだけで銀行取引ができるサービスなど、「サービス業」としてお客さま目線の  サービスを追求し続けることでお客さま満足度を高めるとともに、地域の活性化に取り組んでいます。

■ドレミング株式会社の概要
貧困と格差を減らすことを目的としたドレミング・プロジェクトの日本展開拠点として、2015年に福岡にて設立。リアルタイム給与計算システム「Doreming」をベースに労働者への金融サービスの提供を目指し、日本国内において市場展開を行っています。また、子会社などの関連会社を通じて、海外での事業展開も進めています。

以上